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本名は
こなしくみこ
Nashico
なしこ
Nancy
神津島在住
「あんたなんか〜」「とろい」「どんくさい」と言われて育ったわたしは、自分はとろくてどんくさくって、自分がちょっとできることは全員できるんだと最近まで本気で思っていました。これは母の言葉で、文字に起こすと すごく意地悪に見えますが、彼女としては「うちの子はのんびり屋さんだから競争社会なんてかわいそう!そんなとこに足突っ込む前にやめさせてあげなきゃ!」くらいの気持ちで発言していて、その言葉をつかってうちの子には向いていない!と、よかれと思って行動を制限してきていました。わたしが傷つかないように先回りの愛情だったなのかなとも思えますが、大好きな母からの小さな小さな否定の蓄積はやがてわたしの自己肯定感を相当低めました。
神津島に来た時に、名刺をつくることになり“肩書き”が必要になりました。一生懸命やっていたテレビ業界の仕事。映像編集には自信があるけど、会社で使っていたようなプロとしての機材はないし、定職にもついていない、旅人だけど もっとすごい人なんていっぱいいるし、住み込みバイトで住所は不定、30歳すぎても独身で家族を持っているわけでもない…
自慢できるのは素晴らしい友達がたくさんいることくらい…って肩書きちゃうし!
夢や希望を持って前に突き進むために暮らしていたので考えていなかったけど、世間的に見たら現状結構ヤバめじゃない?わたしのスペック。笑
「これからなんにでもなれる!なんでも持てる!」と、ちょっとした自虐のつもりでわたしの肩書きは「なんにもなしこ」と名乗っていました。
「なしこは なんにもなくなんかないよ!」と言ってくださった方もいたのですが、当時のわたしは聞く耳も持っていなかったようで、この自虐的な肩書きのまま過ごしていました。
住所も仕事も家族も特技も「なんにもなしこ」
夏は神津島、冬は海外で過ごすうちに常夏のタイで本場のタイ古式マッサージを学び、今までコンプレックスでしかなかった “あったかい手”が同期たちに喜ばれ、マッサージセラピストにとっては天性の才能なんだと思い込み2018年マッサージ店を開店。
神津島には当時マッサージ店はなくお世話になっている島の方々に手軽に楽になってほしいとクチコミだけで集客。
やっと気付いた なしこのスキル
この頃から「あれ?一般の人ってデザイン系本当にできなくって、わたしレベルのことは全員できると思っていたけど、わたしのセンスや技術はキャリアで特技なんじゃないの?」と気付いてからは個人での映像の仕事や、イラストやデザインの仕事をするようになりました。
神津島に流れ着く前に約10年間テレビ業界で働き、毎日が文化祭のようなドタバタな生放送番組の対応や24時間稼働の編集所での編集マン生活は確実にわたしの自信につながっていました。
リモートでも可能な映像の仕事や、海外ロケの同行スタッフとして世界を旅して、大好きな神津島では雇われないで、のんびりと過ごすライフスタイルを作り上げていたつもりが、コロナの影響で世界にはばたけなくなり断念。
絶望にも 意味はある!
そんな絶望の最中、久しぶりに再会した友達に「なしこちゃん、自分の生まれて来た使命をちゃんと考えて!あなたはヒーラーだと思うよ!映像なんてやっているヒマはないんじゃない?」と考えたことも思ってもみないとことを言われてから人生が変わり出す。
その後すぐみかんありささんの “インナージャーニー” で前世の自分・魔女のドロシーさんに、なしこの今世の使命を問うてみたところ「“ヒーラー”だよ」と背中をおされ、
本格的に “ヒーラー”として生きていくことを決意。
そういえば、こどもの頃ヨモギをつんでケガ人を助けたいと自分だけの救急箱を作っていたのは、魔女願望の表れだっただろうに将来の夢として言っても書いてもダメなんだと勝手にブロックしてしまっていたのだなと気付きました。
勉強中だったアロマのワークショップを神津島の観光アクティビティになるよう始める準備をしながらも、マッサージ施術中にインナージャーニーの体験談を紹介し、「過去の自分抱きしめてみたら?」と軽く誘導してみたら お客様自身がインナーチャイルドを癒やすことができてしまい、癒やすことの喜びに反して少し怖くなってきっちりと勉強が必要!と偶然講座をされていた奥田真紀さん(OnEarth)と根本恵理子さん(PADOMA)から催眠療法を学び、ヒプノセラピー/インナージャーニーを30人無料モニターセッション終了し、2021年10月から有料モニターに切り替える。ホリスティックなリラクゼーション、愛とリスペクトを大事にするサイケデリックメルヘンな島の魔女になるために修行中。
わたしの生まれ育ったのは大阪・枚方市で枚方パーク以外は特に何も特記することのない不便でも便利でもない郊外の街です。縁あって神津島には なんとなく流れ着いて8年を越え、なんとなく馴染んで、大好きな人がたくさんになった心の故郷のひとつと思っていました。
特に好きで日課のようにお参りしているのが阿波命神社。二十一日詣りをしているうちになしこのパワースポットになった歴史のある神社です。そんな話を友達にしたら、神社好きならこの本おもしろかったよと「妻に龍が付きまして…/小野寺S一貴 」をすすめられ本屋に。目当ての本はなかったのですが次巻の「やっぱり龍と暮らします。/小野寺S一貴 」を購入。読んでみると神社と龍神さまの関係がなるほどわかりやすい。それから意識していると、この神社の境内のある一部だけ赤ちゃん龍がわたしの手のひらに乗って遊んでいるビジョンがみえるようになってきました。それからは現実世界もヒプノセラピー/インナージャーニー中もたびたび龍の存在を感じるようになり、ヒプノセラピストのayaさんとのセッションで前世の自分・絵描きのマディさんには龍をもらいました。この龍さんはわたしを守って、導いてくれると
神津島にいるということ
宇宙シャーマン
エネルギータロット占い師
クウチュウ戦 Vocal, guitar
マディさんは教えてくれました。
セラピスト仲間との交換セッションで見せてもらった前世では、神津島の阿波命神社で小さな龍を助けたこと、大規模な火災から守られていたことがわかり、今の自分がなぜ神津島にいるのか、さらに龍に守られていると感じることができるのかを妙に納得でき、今まではいつでもここを出られるように動いていたのですが、神津島で根差す気持ちが覚悟に変わり、現在はもっといい拠点をつくるために空き家をどうのこうのしようと計画中。
前述した通り、わたしの唯一の自慢はステキな友達です。本当に心からそう思ってい続けていて、いい出会いしかありません!それが最近になって少し考え方が変わってきました。
「ステキな友達しか周りにいないわたしって素晴らしくない?」と! 肩書きにはならなかったけど、そう思えると自分が魅力的だから集まってきてくれるんだと感じ、自分のことを愛せるようになってきました。もう「なんにもなしこ」なんかではない。両手いっぱいでも抱えきれない幸せをいつも浴びて、わたしには やっぱり友達は宝だと実感しています。
これからの新しい出会いも宇宙一友達自慢できる自信あるわたしは楽しみで仕方なしこです。
友達自慢はやっぱりわたしの自慢
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